上手なタイトルの付け方・上手な紹介文の書き方【 サーチエンジン対策を実行して購読者をアップしよう! 】ホームページと同様に、メールマガジンもサーチエンジン対策を行う必要がある。現状では、メールマガジンがヤフーに登録されるのは大変厳しい。サーチエンジン対策=Google対策となる。 Googleの場合・サイトからのリンク数・どれだけ人気のあるサイトからリンクされているかでほぼランキングが決まる。メールマガジンといえども、人気のあるホームページからリンクされているかどうかで、購読に至る至らないはともかく、露出度に影響が出てしまう。 メールマガジンの場合、メールマガジンで一儲けと安易に考えている一部の広告マガジンを除くと、サーチエンジン対策が疎かになっている。きちんとサーチエンジン対策をすることで、申し込みページのヒット率はかなり高くなる。 【 タイトルや紹介文にはキーワードなりうる単語を含めよう! 】キーワードになりうる言葉が自分のメールマガジンのタイトルや紹介文が含んでいるか確認してみよう。 このホームページは以前「メールマガジン総合研究所」がタイトルだったが、「人気メールマガジンの作り方」へとタイトルを変更した。「総合研究所」よりも「作り方」を選んだのである。サーチエンジンで「総合研究所」をキーワードにして検索をかける場合、「野村総合研究所」などの大手シンクタンクを探すのが目的となる。オイラのメールマガジンをわざわざ「総合研究所」などと検索することはない。 もちろん「総合研究所」のタイトルを使って、大手シンクタンクの中に紛れ込めばおこぼれのアクセスに預かれるかもしれないが、個人レベルのサイトが、ランキング的に大手シンクタンクや公的機関の研究所と肩を並べるはずはない。シンクタンクを探している人が、個人サイトを見るとも思えない。 「総合研究所」なんて無謀なキーワードで勝負するよりも、これからメールマガジンを発行する人たちがキーワードにするであろう「メールマガジン 作り方」や「メールマガジンの作り方」とした方が、ヒット率は高くなると判断した。それに、ページランクの高い大手企業や「メールマガジンの作り方」なんてページを持っているはずもない。大手との勝負が避けられるのである。 ちなみに「メールマガジンの作り方」をキーワードにGoogleで検索をかけたところ、最上位はインプレスのメールマガジン作成のページだった。以下はいくつかポータルも含まれてはいたが、個人レベルでも勝負できるランキングのサイトばかりだった。 ヤフーで「メールマガジン」と「作り方」を分けて検索をしてみたら、ヒットしたのはレシピ系のサイトばかりだった。「メールマガジン」「作り方」でレシピを探す人はいないだろうから、Google表示へと移行する。オイラのホームページの場合、ヤフーの登録されるに越したことはないが、Google対策がトラフィックを考えると大きな要因になる。 キーワードとなりうる言葉で、大手企業が検索ページに列挙されないものを選択すれば、ヒット率は高まり、強いては購読者へとつながるのである。 【 具体的な名詞をタイトルや紹介文に含めるようにしよう! 】サーチエンジンで検索をかけるときはどのような言葉を使うだろうか? ほとんどが名詞のはずである。 まぐまぐの個人カテゴリの
を見ていただきたいが、タイトル紹介文を含めて、ほとんどが検索に使うことのない言葉で占められている。人の嗜好に文句を言ってもしょうがないが、まるっきり無名の人間が自分の名前をタイトルにしたところで、読者が集まるはずもない。 具体的な実例を出して解説したいところだが、トラブルを起こしても意味がない。トラブルを起こして、それが自分の売名行為になればいいが、購読者二桁三桁のメールマガジンとトラブルを起こしたところで、売名的なメリットは全然ない。 タイトルや紹介文にどんな単語を含むか、サーチエンジン対策はここから始まるのである。 【 テーマがはっきりしているメールマガジンはSEOのお世話にならない 】「日々の思ったことを書きます」といった徒然系のメールマガジンが多数出ているが、何について書くという発行目的の決まってない典型であるから、タイトルも紹介文も具体化されていない。 SEO的には、この徒然系メールマガジンに対して
サイト紹介用の自サイトでは
と言うものだ。 メールマガジンの発行目的やテーマが決まっていれば、メールマガジンをひとことで集約したものがタイトルになるし、紹介文も具体的な名詞が盛り込まれる。宣伝用に作ったサイトでも、キーワードはテーマの中心になるから全体的にちりばめられる。サイトの頭は重要な部分になるので、キーワードは密接して出てくる。おもしろければリンクはしてもらえる。もっとおもしろければ、ページランクの高いマスコミ系でも取り上げてくれる。 SEOを本格的にやれば、もう少し複雑なものになるが、1本のテーマが絞られていないから、SEOのお世話になるのだ。 【 表記は統一しないでタイトルと紹介文に上手に混ぜ込もう! 】タイトルを決定する場合、紹介文を書く場合、表記に注意すると、サーチエンジンのヒット率が変わる。 オイラのホームページのタイトルの中心ワードは「メールマガジン」と「作り方」だ。「人気」は単なる枕詞みたいなもので意味はない。タイトルで「メールマガジン」を使ったので、紹介文中では「メルマガ」を使う。これで「メールマガジン」「メルマガ」の2つの単語が有効なキーワードとなる。 これをどちらか一方に表記を統一したら、2つ使えるはずのキーワードの1つを放棄したことになる。タイトルで使ったのとは違う表記で紹介文に書くことで、キーワードの範囲が広がる。雑誌や新聞ではないので、ある程度の揺れはOKだし、そこまで真剣に読んでもらえるものでもない。 また、紹介文中における言葉よりもタイトルの方に重みが置かれるから、たとえば「メールマガジン」と「メルマガ」、どちらがより有利になるかを考えて決定しなければならない(オイラは深く考えなかったが)。 サーチエンジンのことを頭に入れていないと、「メルマガ」や「メールマガジン」といった人気キーワードをみすみす捨ててしまいうことになり、「メールマガ人」などと、間違っても検索語とはならない言葉をタイトルにつけてしまう。本人はしゃれを効かせたつもりかもしれないが、サーチエンジンでのヒット率を下げ、読者になりうる人たちを自ら遠ざけてしまうことになる。 【 漢字・ひらがな・カタカナを織り交ぜて使おう! 】日本語はやっかいで、同じ言葉でも漢字で書いたり、ひらがなで書いたり、カタカナで書いたりする。 オイラは「葉書の書き方教室」と言うホームページを開いているが、タイトルは「葉書」と漢字表記だが、紹介文中では「はがき」とひらがなで書いてある。これで、漢字でもひらがなでも両方ヒットするようにしてある。 また、サーチエンジンで検索する場合「葉書」と「書き方」(「はがき」と「書き方」)のように別々の単語として検索をかけるか、「葉書の書き方(はがきの書き方)」と一語扱いで検索する場合がある。検索をかける場合、どのように言葉を組み合わせるかなどを考えて、タイトルや紹介文を書くようにすると、サーチエンジンでのヒット率が高くなる。 まぐまぐの場合、タイトルの文字数に余裕があるので、「葉書の書き方教室〜はがきを書こう」と、検索されるであろう「葉書」と「はがき」のどちらかをサブタイトル扱いにして、両方を入れてしまうのも一つの手である。 事実、購読者数にこだわっていそうなメールマガジンのタイトルにはサブタイトルつきのものが目立つ。こういうあさましさはぜひとも参考にしたいものだ。 【 検索に使われる確率の高いであろう言葉をタイトルにしよう! 】オイラの「葉書の書き方教室」だが、タイトルは「葉書を書こう!」でも別にかまわない。しかし、自分が、葉書を書く場合にサイトを参考にするとしてどの言葉を使ってサーチエンジンで調べるかというと、「葉書の書き方」になる。「葉書を書こう」で検索するとは思えない。 「葉書の書き方」でも「葉書を書こう」でもタイトルとしては何ら問題はないが、サーチエンジンでどう検索されるかを考えると、大いに問題ありとなる。 もちろん、自分のメルマガの命名権は自分にある。タイトルを何にしようと頭を悩ますのも楽しいことである。しかし、発行部数に少しでもこだわりがあるのならば、サーチエンジンで露出回数のより増えるタイトルをつける方が効果的だ。 【 紹介文は随時変更するようにしよう 】皆さんは、まぐまぐ掲載用の紹介文をたまに変更しているだろうか? 創刊から一定のレベルを保って配信するタイプのメールマガジンはその限りではないが、内容が徐々に高度化したりするタイプのものは、創刊時と現発行時とでは内容がだいぶ変わっているはずである。多少の誇張は許されるが、掲載文は現状ではどのようなメールマガジンが発行されているのかを告知しなければならない。マクロがメインテーマになっているのに「初心者のエクセル」ではいけないのだ。 合わせてタイトルも、「エクセルの使い方」から「エクセルを極める」と、現状を繁栄させたものでないと、タイトルと紹介文だけで購読を決めた読者さんはそれらと内容が異なっているので、「購読」しては「解除」の繰り返すことになる。発行部数が増えるのは、スタンド発行のオフィシャルマガジンだけとなってしまう可能性大なのだ。発行当初と現状でレベルに相違があれば、紹介文を書き直し、タイトルの変更を申し出よう。 適当に書いている徒然系でも、自分の書きやすいテーマに特化することもある。テーマが限定されているのに「日々の思ったことを」では、紹介文とメルマガが乖離してしまうことになる。また、紹介文は何度か書き直しているうちに、ヒット率の高いキーワードやキーフレーズを上手に盛り込み、なおかつ、的確にメルマガの内容を表現できるようになる。 |