メールマガジン発行の心得【 発行部数が表示される現実をあらかじめ覚悟しよう! 】メールマガジンを発行してナンボのメールマガジンスタンドはメールマガジンの長所ばかりを強調する。メールマガジン作成本も長所を強調しないと「メールマガジンって、やっぱだめじゃん」となってしまい返本の山となる。その言葉につられて安易な気持ちでメールマガジンを発行すると「悲しいとき、発行したメールマガジンの読者が二桁だったとき」となってしまう。 「まぐまぐ」は以前はランキングページに載らないと、発行部数が分からなかったが、今では全部のメールマガジンの発行部数が掲載される。なんとも残酷な状態になってしまった。ホームページが閑古鳥状態ならばアクセスカウンタをつけなければよいが、メルマガスタンド発行のオフィシャルな数字として強制的に表示されるのはなんともしようがない。 【 メールマガジンの発行は報われる作業なのか? 】メールマガジンはきわめて硬直的な状況である。新着期間に購読者を集めることができなければ、よほどのことがない限り購読者は増えない。どの試験に合格して入ったかで将来が決まってしまう官僚社会のようだ。 2桁3桁のメールマガジンで、バックナンバーを表示してあるのをちょっと見てみると、まじめに発行しているものが意外と多い。おもしろいかどうかは別にして、一生懸命書かれているも。努力は必ずしも報われるとは限らないが、報われない努力は寂しい。定期的にメールマガジンを発行するというのは大変で、それを続けるのはけっこうな努力である。 【 メールマガジンをやめる勇気を持とう! 】ショッピングモールにお店を出して、担当コンサルタントに「常連客をつなぐために積極的にメールマガジンを」なんて言われているのかもしれないが、実在店舗で商売するのとオンラインショッピングは別物だし、メールマガジンなんて、畑違いの分野だ。 逆な言い方をすれば、オイラのような職種の人間がお店を開業しても成功するはずがない。お店での勤務経験もないし、経営の経験もない。店に客が来ないのは当たり前なのだ。 ムリしてショッピングモールに出店して、寝る間を惜しんで誰も読まないメールマガジンを書くよりは、営業時間を長くするとか、メールマガジンなんて書くのをやめて、アルバイトを一人削るとかして、人件費を浮かせた方が儲かると思うのだが……。企業も不採算部門を切り売りするなど、主力分野に的を絞って経営する時代なのだ。 |