【 ポスペの基本(メール編) 】

【 ペットはポスフレの分身 】

 ポスフレとのメール交換を重ねる上で1つ忘れてはならないことがあります。それは、

お使いにくるペットは飼い主(つまりあなたのポスフレ)にとって本物のペットと同じである

 ということです。

 確かに、ポスペのペットはパソコンのプログラムであり、メールを運ぶのも、プログラムの命令によって動いているものです。プログラマーがソフトを組み、デザイナーがペットをデザインし、それがCD-ROMに焼かれて、パッケージとして販売されているものです。

 そして、それを買ったユーザーが、自分のパソコンにインストールをして、メールの設定をして、打ち込んだメールは電話回線を通して、デジタルデータとして流れていきます。きわめて無機的なものです。

 しかし、このペットが私たちに与えてくれるものは、そんなデジタルな無機質なものではなく、限りなくアナログに近い心の安らぎなのです。

★ 実際のペットを飼うのが無理な人にとっての本当のペット
★ 新しい出会いを作ってくれるキューピット
★ メ−ル友だちとの関係を親密にしてくれる魔法のメーラー
★ ペットが見せるしぐさが心を和ませてくれる
★ 自分の子供のように感じてしまう 

 等など、ペットのご主人には、さまざまな思いがあります。各人、いろいろな思い入れがあるからこそ、ポスペでのメール交換は、ポスフレと同等の気持ちで、いや、それ以上の思いやりをもってペットに接しなければなりません。

★ ペットを殴るなんて言語道断!
★ 水に弱いペットを洗うなんて言語道断!
★ おやつをあげないなんて言語道断!
★ 無限大おやつしかあげないなんて言語道断!
★ 撫でてあげないなんて言語道断!

 おやつをあげようとして、間違って殴ってしまうミスは誰にでもあります。でも、メールをチェックをする前に、おやつを用意しておけば、避けられるミスです。おやつは、フリーソフトを使えば、数も賞味期限も変更できます。もったいないなんて思わないことです。

 メールを配達してくれるペットを、ポスフレ本人と思うことによって、出会いは生まれ、深まるようになります。

【 ポスフレ掲示板の探し方 】

 ポスフレ募集掲示板を探す方は、Yahoo Japan! 等の登録型サーチエンジンで、

ポスフレ+掲示板
ポストペット+友だち+掲示板
ポスペ+友だち+掲示板

 等のキーワード検索をかければ一発ででてきます。

 OYATU! JAPAN 等のポスペ系のサーチエンジンでしたら、

掲示板
友だち
入居者
住民

 なんて言うキーワードで、掲示板は見つかります。

 ただ、難点としては、ポスフレ募集系の掲示板の多くが、一山当ててやろうと言った野心に満ちたものではなく、ジオシティでスペースがもらえるから的なものが多く、すぐに閉鎖になったり、完成前に更新が疎かになるという難点があります。この点が、一山当ててやろうといった野心的なサイトの多いメル友募集系との違いになります。

 そしてもう1つの難点は、多くの掲示板がペットの性別は記載してあるのに、本人の性別が記載されていない点です。こういう掲示板では、名前で判断するしかないのでしょうが、男だか女だかわからない名前も結構見られます。この識別が面倒に思えることもあるでしょうが、ポスフレを見つけるためと思って、根気よく識別してください。

【 名前を工夫しよう 】

 ポスフレからメールをもらって困ることと言えば、似たような名前が多いために、メールアドレスで区別しなければならない場面に出くわすことでしょう。

 どういう訳か、テディベアの名前は「モモ」、ウサギの名前は「ミッピ(ー)」、犬の名前は「ジョン」、飼い主の名前は「ママ」とか「典型的な組み合わせ(デフォルトのまんま?)」の名前があります。

 本人にとっては、この名前は1つしかないので、別に何も感じることはないのでしょうが、相手にとってはえらく迷惑になってくることがあります。それは名前をみて、どの「モモ」なのか、どの「ママ」なのか、判断するのに手間がかかるということです。

 名前をどう付けるかは個人の自由ですが、名前というのは自分よりも、相手にとって大切になってくるものです。

 1通り掲示板等を見回して、混乱するような名前はさけるようにした方が、相手にとっては親切になります。また、そうした方が、自己アピールの点からも好ましいものでしょう。

【 ポスペタイムを明記しよう 】

 ポストペットは基本的に、相手がメールを読まない限り、お使いに出したペットは帰ってきません。半日くらい応答がなかったら戻ってはきますが、その間、ペットを使ってメールは出せません。

 日付をすすめて、メールチェックしたり、ペットを戻すフリーソフトはありますが、相手がこのことを知っているとは限りません。送ったメールを読むという行為が、通常メーラーよりも重要になります。

 そこで、あなたのポスペタイムを明記すれば、「何時頃までに出せば、何時ごろには戻ってくるな」と、相手の方には目安になります。「この時間に読んでくれるのなら今日はペットで出そう」っていう具合になります。

 そして、その時間にできるだけ定期的に見ることによって、相手はあなたに対して信頼感を持つようになります。通常メーラーですと、いつ見ようがそんなことはあまり気にしないでしょうが、ポスペは違います。いつ見てくれるのかが重要になります。

 もちろん、仕事が忙しかったりで必ずしもその時間にメールはチェックできないでしょうが、できるだけ定期的に見るようにしましょう。

 こういうように、相手に安心感を与えることが大切になります。メールを出しても何時頃には、戻ってくる、これがわかるのが大切なことになります。

【 サインを設定しよう 】

 ポスペメールをもらって困ることの1つと言えば、名前が書いていないために、誰が送ってきたメールなのか、すぐに分からないことです。

 あなたがまだポスペ初心者段階で、もらうメールも少ない段階でしたら、名前が書いてあろうが無かろうが、誰からのメールなのかすぐに判断ができます。

 しかし、自分がもらうメールが少ないからと言って、相手ももらうメールが少ないとは限りません。もし、メールを送った相手がたくさんのポスフレがいたとしたら、いちいち確認するのも手間のかかることになります。

 そこで、おすすめなのが、サインを設定することです。通常メーラーふうに言えば、「署名」ってやつです。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
○○&○○
メールアドレス
ポスペタイムは○時から○時頃
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 こんな具合にサインををしておけば、誰からのメールなのかすぐ分かるし、何時頃までに出せばすぐにメールをもらえるという目安にもなります。

 「こんなの常識だよ!」と言われそうですが、サインを設定している方って、以外に多くはありません。もし、サインの設定がお済みでないのなら、すぐに設定してください。相手に思いやりの心が伝わるはずです。

【 花を贈ろう 】

 ポストペットでは、ペットが花を運んでくれます。

 花を運んだからといって、どういうことはないし、また、花を運んでくれたからといってペットが成長したり、何らかのイベントが発生するわけでもありません。

 しかし、人間、ものをもらえば嬉しいものです。それならば、メールを送る度に、花を添えましょう。実生活で花を贈るって、かなり恥ずかしいものがあります。慣れてしまえばどうっていうことはありませんが、慣れるまではやはり抵抗があります。僕も花を贈ることに抵抗を感じていたときもありました。

 しかし、ポストペットなら、花を送っても、そんな恥ずかしい気持ちも抵抗も持たずにすみます。ペットのお小遣いが減るわけでもありません。ペットの体力が落ちるわけでもありません。幸福度が落ちるわけでもありません。

 ときには花を送ったつもりが、カブトムシになったりすることもありますが、毎回毎回送れば、相手の印象も良くなるはずです。

 ポスペで花を贈ることに慣れて、実生活でも何気なく花を贈れる男になりたいものです。これはちょっと余談でしたね。

【 おなかをすかしていこう 】

 ポスペの醍醐味の1つはひみつ日記でしょう。メールの配達先で、どんな風にもてなされたかを読むだけでも楽しいものがあります。また、遊びに来たペットをかわいがるのも楽しいものです。

 ただ残念なことと言えば、配達に来たペットにおやつをやろうと準備していっても、食べずに帰ってしまうことがあげられます。せっかく用意したおやつ、食べていってもらいたいものです。こういう風に思っている方、けっこう多いと思います。

 そこで、ペットにメールを渡すときには、なるべくお腹をすかした状態で配達させることをおすすめします。必ずしも空腹状態でメールを送れるわけではありませんが、配達前におやつをあげるのはやめるなど、いろいろと対策をたてておきましょう。

 そして、訪問先でいっぱいおやつを食べて、かわいがってもらいましょう。相手はあなたのペットをかわいがることによって、あなたに対しても親近感をいだくようになります。

 ペットを媒介させて親しくなる、これがポスペ使いの基本です。

【 チェーンメールに踊らされるな! 】

 ポスフレから善意型のチェーンメールが送られてきます。「このメールを受け取ったあなたは幸せになれる」とかいう類のメールです。

 この手のメール、どうして性質が悪いかっていえば、オリジナルの送り主はともかく、二次以降のメールを送ってくる方のほとんどが、善意の気持ちで送ってくるからです。何度かメール交換している相手に対して、わざわざ嫌がらせでこんなことをするとも思えないですしね。

 一発でスパムと分かるメールならば、オリジナルをもらった人だけが「運が悪かったね」(それほど大げさなものでもないですね)と言われるだけですが、善意型はどんどん増殖してくるのが厄介です。

 現に僕も同じチェーンメールを複数の方から受け取りましたが、どう言って良いものか、考えあぐねています。相手は、良いと思ってやったことなので、文句も言えないですし。

 また、根拠のない噂話もチェーンメールを通じてあっという間に広がります。1999年の夏に流行った「某芸能人が、某人気番組の収録中にカツラがとれた」等、話の種としては面白いですが、当人の立場になると、そうも言ってはいられません。

 善意のつもりが悪意になっているチェーンメールを送るのはやめておきましょう。

【 こんなことはしてはダメ! 】

 本人はちょっとした冗談のつもりでやったことも、しゃれにならなくなることがあります。その1つにあげられるのが、長文おやつを使った「コンピューターウィルスの感染」情報があげられます。

 実際問題として、メールのやり取り(除く不確かな出どこの添付ファイルの実行)だけでウィルスが感染したとしたら、あちらこちらのサイトで大騒ぎになっているはずです。

 ところがポスペの場合、初心者層が多いので、冗談を間に受けてパニックとして広まりやすい傾向があります。もし、ウィルスに感染したと思ったら、大手サーチエンジンや、ウィルスソフトを発売している会社のサイトを見てください。そういうサイトで確認もしないで、慌てて、お友だち(特にパソコンの知識のない人や初心者)に、ウィルス感染情報のメールを送るようなことは差し控えましょう。

【 あまり神経質にならないように 】

 「仲間の増えるメールの書き方」のページで、たまに頂くメールの中に、「メールを送りましたが、返事をもらえるかどうか心配です」といった趣旨のメールがあります。

 僕にメールをくれる人の何倍もの人がそう思っていると推定できますが、こんなことを考えているようでは、いかに返信率の高いポスペでも、メル友なんてできません。

 第一、いちいちそんなこと気にしていたら、ストレスがたまるだけでしょう。楽しんでメールを送ることなんてできません。それに、そんなおどおどした態度は、顔が見えないとは言え、文面に表れます。

 それと、「楽しくメール交換をしていたのですが、突然メールがこなくなりました。何か失礼なことをしたのでしょうか?」というメールをもらうこともありますが、はっきり言えば、もっと話の合う楽しいメルフレが見つかったから、メールを送らなくなったのでしょう。それか、その方とのメール交換に刺激がなくて飽きてしまったのでしょう。

 でも、こういう問題は、相性が大きな割合を占めるので、いちいち気にしていたら、神経がもちません。相性の合わないメル友と、何を書こうか考えながら、メール交換したって疲れるだけです。

 いろいろな人とメール交換して、最後に1人、本当に相性の合う方と知り合えれば、それで十分なのです。その1人を見つけるために、時間と金をかけて、インターネットに接続しているのです。

 楽しみましょう。それが一番です。ただし、失礼なメールを送るのだけはやめましょう。

【 30過ぎたって良いじゃない 】

 仲間の増えるメールの書き方宛に、

 「30歳を過ぎてしまったのでなかなかメル友ができません

 といった内容のメールが届きます。

 「ちょっと待てぃ!」。30才過ぎたからメル友ができないだって? 冗談じゃないぜ。オイラ30才も半ばにさしかかろうとしてるけど、メル友はいるぜ。

 僕は思うのですが、20代というだけで、メル友はできるのでしょうか? 10代というだけでメル友はできるのでしょうか? 30代でメル友ができないのなら、40代は、絶望と言うことになるのでしょうか? そんなことがあるはずありません。

 確かに、ネット上では10代や20代の年齢層の存在は目立ちますが、ネット上で思いつく有名人を思い浮かべてみると、30代ってかなり多くいませんか? 個人名をあげて問題になると嫌なので敢えてはあげませんが、ちょっと思い浮かべてみてください。

 もし、30代っという年齢がネックになっているのならば、彼ら自体存在しないはずです。でも、30代のネット有名人は今日も元気に活躍されています。

 30代なんてこと気にしないで、ポスフレ掲示板にどんどん書き込みましょう!メルマガにどんどん投稿しましょう! そして、掲載者にどんどん友だちになってメールを出しましょう! そして、ポスフレを作りましょう!

 ですが、なかなかポスフレの見つからないアダルト層のために、週刊『大人のためのポスフレマガジン』を作りました。少しでも出会いのお役に立てればと思っていますので、購読と掲載の申し込み、お待ちしております。(宣伝モード)