人気メールマガジンの作り方概要〜どうすれば読者が増えるの? どうすれば人気メルマガになるの? 効果的なメルマガの告知方法はあるの? 徹底的リサーチにより、人気メルマガ発行のノウハウをリリースします。

メルマガの発行に向いている人・向いていない人

【 メルマガ向きかホームページ向きか自分のタイプを考えよう 】

 メールマガジンに向くテーマ向かないテーマがあるように、メールマガジン発行に向く人向かない人がいる。

 少しずつモノゴトを実行するタイプと、徹夜でも何でもして一気に仕上げてしまうタイプの人がいる。良い悪いは別として、メールマガジンに向くのは前者、ホームページに向くのは後者である。

 ホームページの基本は更新であるかのようなことを言う「受け売り君」がたくさんいるが、ホームページは一度完成したら、そのままにしておいても良いのだ。書籍は一旦発行したら、そのまま何回も重版をかける。文字の間違いとかは修正はするが、輪転機を回すたびに改訂なんてしない。改訂するといったら、辞書とか参考書の類だけだ。 それも売れているものだけである。

 リピーターを獲得のためにホームページの更新をなんていうのがいるが、これはトラフィックの分量が直接売り上げに関係する商用サイト(広告系)の話であって、個人ベースで考えるならば、何度リピートしてくれたって、メールをくれるとか、情報をくれるとか、仕事をくれるとか、何らかのアクションを起こしてくれる人が大切なのであって、カウンター回しの物言わぬリピーターは必要ない。

 完成度の高いものを一気に作り上げてアクションを起こしてくれる人を待つホームページ、特定の人たちだけに情報を発信してコミュニティーの中だけで完結を目的とするメルマガ。似て非なるものなのである。

【 向き不向きを重視しよう! 】

 どうも向き不向きと言うことが軽んじられているようだ。

 オイラが予備校で英語を教えていたとき、クラス分けは学力別で行われていた。学生時代アルバイトをしていた塾もだいたい学力別クラス編成になっていた。学力別の編成のおかげで、学校のセンセイたちよりはラクはラクだった。公立の中学など、将来東大を出て官僚になるペーパーテストの申し子のような人間もいれば、義務教育すらままならないのもいる。

 しかし、学力別に編成されるクラスよりも、性格別に編成されるクラスで教える方がもっとラクだ。理論的な解説を好む理科系タイプとごりごり暗記をしてしまうのが好きな私立文型タイプ。暗記が好きなら、必要なものを提示して覚えさせるのがよろしいし、理屈をつけなければという理数系タイプには理屈をつけて教えるのがよろしい。

 この向き不向きを無視しているから学校はつまらない。向き不向きを無視した人事をしているから会社はつまらないし、営業成績は上がらないのだ。学校のクラス分けや会社の人事は自分の思い通りにはならないが、メールマガジンは発行するのも辞めるも続けるも自分の意志一つなのだ。

 メールマガジン向きなのか、ホームページ向きなのか、それとも掲示板向きなのか、自分が一番向いているメディアをチョイスしてみよう。

【 メールマガジンが自分の居場所になるかどうか考えよう! 】

 継続の苦手な人間はメールマガジンに手を出さない方が良い。発信すべきものを持たない人間は、メールマガジンやホームページに居場所を求めるのではなく、他に居場所を探した方が居心地が良い。良い悪いではなく、向き不向きの問題だ。

 インターネットは個人が情報を発信できるメディアみたいなことが言われている。これはある意味正しい。ただし、情報が発信できることと、その情報がキャッチされることは全くの別物である。発信するは平等であっても、平等にキャッチはされない。機会平等、結果不平等という日本人の嫌いなタイプのものだ。

 人間、向いている場所で勝負するのが正しい。政策や根回しに活躍できないならばと乱闘に活躍の場を見いだす大仁田センセイ。乱闘時の存在感は抜群だ! 乱闘という場を見つけたから大仁田センセイは立派な参議員だ。

 その大仁田センセイに果敢に挑んだ森ゆうこセンセイはもっとすごい! ホームページでの大仁田バッシングは誰にも相手にされなかったが、カメラの前の大立ち回りで一躍全国区の議員センセイになった。ホームページで主張してもダメなら実力行使あるのみと私たちに教えてくださったのだ。

 行動して存在をアピールできる人、文字で存在をアピールできる人など、十人十色なのである。自分が一番活躍できる場所を見つけよう!

【 ホームページを徐々に更新する代わりのメールマガジン発行 】

 ホームページはある程度の分量がないとよろしくない。日記や観察ものなど、徐々にコンテンツを増やしていくタイプのものは別として、ある程度の完成度が求められる。「更新命」みたいに言われていたりするが、更新が前提ではホームページは成り立たない。

 オイラのように熱中期間が1週間から10日の人間にはホームページが向くが、長期持続型の人にはメールマガジンの方が向く。

 そこで、徐々にホームページを更新する代わりに、メールマガジンをコツコツと発行して、ある程度の分量がたまった時点でホームページに移し替えるというのも一つの手だ。ホームページ作成の前段階にメールマガジンを位置づけてしまえば、すかすかのホームページを公開といったことは避けられる。