テーマ別ホームページ
の作り方(一般テーマ編)
ホームページはテーマごとに作り方が異なります。
情報提供系は、情報提供系の作り方があります。情報提供系と言っても、知識に精通している方が作るページと、趣味に近い形で作るページには違いがあります。
趣味系のページには、趣味系の作り方があります。ベテランの知識のある方が作るページと初心者が仲間を増やすページは、テーマは同じでも、別の次元になります。
【 情報供給系ホームページを作ろう!(ベテラン編) 】
とにかくアクセス数を集めて、いろいろな人たちと知り合いたいというのでしたら、情報供給系のホームページでしょう。作ろうとするホームページのテーマに関する知識さえあれば、いとも簡単に作れてしまうのが何よりも魅力です。
また、知識のある方の情報提供系のページなら、記事の執筆依頼や出版依頼もくる確率大です。インターネット雑誌にホームページが紹介されるなんていうのは、日常茶飯事になるでしょう。
インターネットに接続するのは、何か情報を求めていると考えられます。ですから、情報提供をテーマにしたホームページなら、アクセスが向上しないはずがありません。 その知識を得るためにかけた、時間と手間のご褒美です。
特定の分野に知識のある方には一押しのテーマです。
ただし、中途半端なものでは誰も見向いてくれません。それは当たり前のことです。
【 情報供給系ホームページを作ろう!(初心者編) 】
しかし、「情報を提供できるだけの知識があれば何も苦労しないよ」と言う声が聞こえてきそうですが、情報供給系のホームページと言っても、そんなに難しく感じることはありません。自分の仕事について、または、会社についてQ&A式で書いてみても良いでしょう。それも十分立派な情報になります。
大学生
大学生だったら、学内向け(特に1年生対象)に楽勝科目情報とかも良いでしょう。やさしい先輩として人気者になるかもしれません。また、試験の解答集なんてページも良いかもしれません。どうせ毎年同じような問題が出題されているのですから。学外向けに入学案内みたいなものではないキャンパス情報とか、だって、立派な情報になります。
バージョンアップマニア
ソフトメーカーのホームページにちょくちょく訪れている方なら、「修正プログラムが出されました」「新しいソフトが発表になりました」とか、トップ画面にリンクを貼れば、そのソフトを使っている方にとっては貴重な情報となります。
また、その際、使用条件しか書かれていないようなメーカーの説明ページのような情報ではなく、実際に使った感想を入れておくと、同じソフトを使っている方にはたまらなく魅力的なページになるでしょう。
何も新聞に載るようなことだけが情報ではありません。「こんなつまらないこと」と思っていても、その情報を必要としている方や、興味を示してくれる方は必ずいるはずです。難しく考えないで、あなた自身しか持っていない情報を発信してください。必ず反響はあるはずです。
注意する点は、テーマは何であれ、情報提供系のページなのですから、それ相応の情報量は必要となることです。情報量の少ない情報提供系のページなんて無意味なのですから。また、初心者なんて言葉を使うのも言語道断です。
【 趣味発表系ホームページを作ろう!(ベテラン編) 】
ある1つのものに、ベテランと言われるくらい精通するまでに、金も時間もかかっています。その見返りとして、多くの出会いが、ホームページを開くことによって、ご褒美のように与えられます。
見やすいページで、自分の知識を披露すれば、多くの方がアクセスして下さることでしょう。
また、マスコミデビューのきっかけやお金になる可能性も大です。
【 趣味発表系ホームページを作ろう!(ビギナー〜中級者編) 】
ビギナーから中級クラスの方が、情報系に近い作りをしたとしても、見てくださる方は満足しないでしょう。キャリアがないわけですから、満足させるような内容のページが作れるはずもありません。
そこで、教えてください型のページにして、情報を提供してくださる方と知り合うチャンスを待つ作りにすれば良いのです。教えたがりの方って結構いますので、情報系にするよりは、出会いの確率は高くなるはず。
僕のカタ屋研究会はこのパターンで作りました。
ただし、自ら情報を発信するのではなく、他力本願になりますので、反響を得られるようになるまでは、かなり時間がかかるものと覚悟して下さい。波長の合った素晴らしい方と巡り会うのを待つのですから、相応の時間は必要になります。
また、情報を寄せて下さった方には、誠心誠意お礼のメールを出すことも必要になります。
【 素材提供系ホームページを作ろう! 】
僕のように、絵心の無い人間にとって、マウスでグリグリとCGを作っている人たちを見ていると、「どうしてあのような才能を授からなかったのだろう」、そう思うこともしばしばです。
もし、あなたに絵心があるのなら、フリー素材のホームページを作りましょう。人気ホームページになる確率は大です。いろいろなタイプの方と知り合いになれるチャンスを与えてくれます。しかも、自分の作ったアイコンや背景が、いろいろなホームページで使われるのです。あなたの作品を、多くの人が認めてくれることになるのです。なんて素敵なことでしょう。そう思いませんか?
この場合も、素材のテーマを1つに絞ると言うことが重要になってきます。「かわいい」路線でいくのか、「大人っぽい」路線でいくのか、「ユニーク」路線でいくのか、個性をはっきりさせることが大切になります。
そして、アイコンも背景もデザイン的に統一するのです。そうすれば、1つのホームページですべての素材が揃うことになります。デザインが統一された素材が、1度に揃う、これほどありがたいことはありません。使う側がありがたい感じるのですから、人気サイトになるのは時間の問題です。背景だけとかアイコンだけですと、統一性から問題がありますので、両方の素材を提供するようにします。
僕がホームページを作り始めたとき、素材を提供しているサイト巡りをしました。「これも良い、あれも良い」と、集めてきたのですが、いざ、自分のホームページで使おうとすると、バランスが取れなくなってしまうのです。素材がぶつかり合ってしまうのです。1つ1つはすばらしくても、まとまりに欠けてしまうのです。
そして、1つ大切なことがあります。それは、できる限り16色で作り、軽くすることです。16色でも立派なものはできます。現に、数年前まで、CG作家と言われる人たちは、16色で作品を作っていたわけですから(それ以前は8色)。
【 リンク集系ホームページを作ろう! 】
手間暇をかけることに負担を感じないのでしたら、リンク集系のホームページはどうでしょうか? リンク集でも仲間は増やせます。
仲間を増やせるリンク集を作る場合以下の点に気をつける必要があります。
無断リンクは止めなければならない。 モラルがどうの、ネチケットがどうのと言う意味ではありません。「リンクしましたと言うメールが出会いのきっかけ」になるのですから、メールは出さないと意味がありません。
リンク集を維持するのは大変だと覚悟しなければならない。 例えば、URLの変更がないかどうか常に確認しなければならないとか。けっこうURLの変更はあるものです。1度作ればそれきりではありません。リンク先が移動したかどうか、絶えず確かめておく必要があります。
テーマを絞り込まなければならない。 何でもありのリンク集なら個人のブックマークと同じです。特定の目的を持ったリンク集でないと、個人のブックマークと同じです。
特徴のあるリンク集でなければならない。 人気リンク集のパクリではなく、独自のものを作る必要があります。例えば、画像を一切用いない軽さが売りのリンク集とか、毎日は無理でしょうから、毎週おすすめサイト情報が載っているとか。
見やすいリンク集でなければならない。 リンク集自体たくさんあります。ですから、見づらいリンク集を作ったところで、存在価値はまるでありません。リンク集は、デザインを楽しみに見る人はいません。実用一点張りでも、軽くてみやすいものが1番です。
見やすいページを選ばなければならない。
せっかく面白いと思って見たページでも、黒バックにグレーテキストとか赤テキストとかのページ、しつこい背景のページだと、見る気がしなくなりますので、極力見やすいページをチョイスしましょう。有名ページでも見づらいページはあるものです。
適切なコメントをつけなければならない
リンクページが300を越えるような人気リンク集は、コメントが極めて簡単であるか、もしくはタイトルだけのものが多いです。人気リンク集と差別化を図るために、数を絞り、適切なコメントを入れる必要があります。そのためには、リンク集のテーマに精通していなければならりません。また、訪れたページを1つ1つ丹念に読み必要があります。
フレームで取り込んでしまうタイプのリンク集には絶対にしない。
リンク先のページがフレーム内に取り込んでしまうタイプのリンク集も存在しますが、こんなことをすればリンク先が増えれば増えるだけ反感を買うこと間違いなしです。仲間を増やすためのリンク集で、反感を買っては作らない方がましです。
リンクロゴをペタペタとはらない
良く、リンクロゴをペタペタとはってあるリンク集がありますが、表示速度を落とすだけです。不必要なロゴをペタペタとはるのは止めましょう。見て下さる方の表示速度の問題を考えれば、このようなことはできないはずです(除くお絵かきさん系リンク集)
自分から積極的にアプローチしなければならない
特徴のあるリンク集ができたとしても、リンク集なんてものは中継ポイントに過ぎません。アクセス増目当てのリンク依頼が来るだけで、出会いは期待できません。出会いを求めるためには、リンク先のオーナーに積極的にメールを出す必要があります。
人気リンク集にしなければならない
どうせリンクしてもらうのなら、人気リンク集に超したことはありません。人気リンク集にすることが出会いの武器になります。リンクしてくれたおかげでアクセスが増えたと実感してもらえれば、感謝のメールが届く可能性大です。
広告ペタペタはやめなければならない 小銭を稼ぐのが目的ならともかく、仲間を増やすのが目的なら、表示速度を落とすだけの広告のバナーをペタペタと貼るのはやめましょう。メリットがあるのは広告主だけです。そんなことでもらう小銭よりも、もっと大きなものが得られます。
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