年賀状に比べて、市民権を得ていないクリスマスカード。だれもが出さないクリスマスカードだから、インパクトは十分! ダサダサの明朝系や行書系のフォントじゃなくて、おしゃれで数も豊富な英文フォントで「Merry Christmas!」と、すてきな手作りのクリスマスカードで大切な人にメッセージを送ってみよう!
クリスマスは日本古来から続く行事のごとく定着したが、クリスマスカードはというといまいち普及していない。「年賀状」系はいろいろなムックも発売されたり、パソコン誌でも特集を組んだりする。年末の定番企画として、出版各社にとってはありがたい存在である。だが、クリスマスカードは悲しいかな時期的に忙しい年末、しかも、1週間後には年賀状のお正月と、時期的な問題も抱えてしまい、どうもパットしない! なんだか、話題だけにはなって全然普及しないテレビ電話とか、L-モードとか、電子ブックのようで、哀愁満点だ。クリスマスカードも普及せずに、ハロウィンでむなしく盛り上がっている一部の変わり者と同じような目で見られてしまうのか、それとも、本体のクリスマスが日本に定着したように定番の行事になるのか、長い目で見守りつつもいろいろと研究してみたいと思ったりするわけである。
市販のクリスマスカードはけっこうな値段がする。彼氏・彼女限定というのならば、気になる値段ではないが、ある程度の枚数を送るとなると、コストのことは気がかりだ。そこでクリスマスカードも年賀状同様、パソコンで作ると、コストはかなり抑えることができる。使うのははがきサイズの二つ折りのカード。10枚入り500円くらいで市販されている。さらにコストを削減したいのならば、はがきサイズのカードにすればよい。これに、クリスマスっぽい赤とか緑色の封筒を用意すればOK! 年賀状よりもコストはかかるが、自作することでだいぶ安上がりになる。クリスマスカードは市販のカードを使うのが一般的だから、パソコンで作っても手作り感が出る(と、オイラ的には思える)。ラベル作成用のソフトを使うと、簡単にカードを作ることができる。オイラは「ラベルマイティ」を使う。使い慣れているソフトだから、オイラにはこれがベストだが、はがき作成ソフトでも対応しているので、カード作成のためだけに新たに購入する必要はない。
いきなりクリスマスカードを作ろうと思っても、なかなかイメージがわくものではない。年賀状と違って見慣れたものではない。見慣れたはずの年賀状も一から作ろうと思うと、なかなかできるものではない。イメージを具体化させるために、ファンシー系のギフトショップなどおしゃれなカードがありそうなお店であれこれと見てみる。どんなカードにしたいかがはっきりしてくる。思いっきり大人っぽいのもあるし、日本人好みのアニメ調イラストのものある。シンプルなものもあるし、凝ったものもある。どれがよいとかは個人の好みの問題もあるし、だれに送るかによっても変わるので何とも言えないが、「これはおしゃれ!」と思ったカードを見つけたら購入して雛形にする。これを元にして、自分であれこれと工夫してみると、オリジナルのクリスマスカードができあがる。
文字オンリーでも体裁が整う年賀状と違って、クリスマスカードはイラストが必要になる。絵心がある人ならばともかく、そうでない人はどこかで素材(グラフィック)を入手しなければならない。一番手軽なのは、著作権フリーで提供しているクリスマス系のイラストを使うことだ。googleあたりで「クリスマス 素材 無料」などのキーワードで検索をかければ、目的のサイトはヒットする。自分のフィーリングにぴったりくるものを探すのはちょっと時間がかかるかもしれないが、イラストを自分で描く気になるのと比べると、たいした労力ではないだろう。クリスマスカードの素材として配布されているものでないが、気に入ったイラストを見つけて使用する方法もある。ただしこの場合は、作者に許可を取るのが一応のマナーだ。自分の描いたイラストと偽って、ホームページで不特定多数の人間に公開するわけではないので問題が起こることはないが、問題にならないこととしてもよいことはイコールにはならない。
年賀状には決まり文句があるのと同じように、クリスマスカードにも基本的なフレーズはある。しかし、せっかくクリスマスカードを出すのだから、どんなことを書くかは自分で決めるのが楽しい。クリスマスカードは文例とかサンプルを下手に参照すると、引きずられてしまい、おもしろみのあるメッセージは書けない。クリスマスカードには遊び心が大切である。多少羽目を外しても、自分の言葉で伝えるのが楽しい。そして、貰ったときにうれしいのだ。人の考えたクリスマスカードの文例やテンプレートを使用するのはお手軽だ。クリスマスカードの例文は、日本語でも英文でも検索をかけると見つけることはできる。しかし、自分が書きたいと思うクリスマスカードの例文はけっこう見つからないものだ。クリスマスカードは仕事がらみの義理で出すものではない。ビジネスレターのように、どうしても出さねばならないものとも違う。文面が思いつかなかったり、書くのが面倒と思ったら書かなければよい。あれこれ考えることに楽しさを感じるから、クリスマスカードを書くのだ。考えるのが面倒に思えるのならば、フォーマットのできあがっている年賀状にすればよい。
最近、オイラは折り紙に凝っている。本を見よう見まねで作っているだけで、オリジナルの折り紙なんておおそれたものは作れないのだが、これがけっこう楽しい。折り紙なんて言うと、幼稚園や小学校低学年の工作みたいなイメージだが、大人も十分楽しめるってゆ〜のか、かなり奥が深い。今年はクリスマスカードの中にワンポイントとして折り紙を入れてみようかと思っている。ペーパークラフトの方が見栄えはよかったりするのだが、封筒に入れるにはちょっと問題がある。外国ではクリスマスカードを部屋に飾ったり、クリスマスツリーに掛けたりするが、日本のクリスマスツリーはカードを掛けるほど大型のものはあまりないだろう。卓上のクリスマスツリーにはクリスマスカードは大きすぎて、バランスが良くない。クリスマスツリーのちょっとした飾りにも、折り紙は楽しいものとなる。クリスマスにちなんだサンタクロースの折り紙や、トナカイの折り紙、クリスマスツリーの折り紙、キャラクターの折り紙など、楽しい折り紙がよい。せっかく折り紙を折るのだから、「つる」や「やっこさん」などは避けた方がよいだろう。
クリスマスカードを書くのを単なる作業ではない。年末の行事として楽しむには、自分自身をクリスマスモードにするのがよい。一番簡単なのは、クリスマスの定番ソングを聴きながらクリスマスカードを書くことだ。気分を盛り上げることで、クリスマスカードを書く楽しさが増す。ウキウキした気分で書いたクリスマスカードには、楽しさが伝わるのだ。MP3など、パソコンで音楽を管理すれば、クリスマスの曲だけをセレクトするなど実に簡単である。MP3はちょっとというならば、クリスマスソング系のオムニバスCDはたくさん市販されている。それを買うのもよいし、レンタルするのもよい。ビング・クロスビーの「ホワイトクリスマス」、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」、ワムの「ラストクリスマス」と、いちいち書いていたらきりがないが、クリスマスモードになれる曲は何曲もある。クリスマスは、イヴの日だけを楽しむものではない。仲間とワイワイやったり、彼氏・彼女と過ごすときだけが楽しいのではない。一人でカードを書くときにもクリスマスを楽しめるのが、クリスマスカードのおもしろさなのだ。
クリスマスカードを書くのを単なる作業ではない。年末の行事として楽しむには、自分自身をクリスマスモードにするのがよい。一番簡単なのは、クリスマスの定番ソングを聴きながらクリスマスカードを書くことだ。気分を盛り上げることで、クリスマスカードを書く楽しさが増す。ウキウキした気分で書いたクリスマスカードには、楽しさが伝わるのだ。MP3など、パソコンで音楽を管理すれば、クリスマスの曲だけをセレクトするなど実に簡単である。MP3はちょっとというならば、クリスマスソング系のオムニバスCDはたくさん市販されている。それを買うのもよいし、レンタルするのもよい。ビング・クロスビーの「ホワイトクリスマス」、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」、ワムの「ラストクリスマス」と、いちいち書いていたらきりがないが、クリスマスモードになれる曲は何曲もある。クリスマスは、イヴの日だけを楽しむものではない。仲間とワイワイやったり、彼氏・彼女と過ごすときだけが楽しいのではない。一人でカードを書くときにもクリスマスを楽しめるのが、クリスマスカードのおもしろさなのだ。
学生時代の友人も、日々の仕事に追われて疎遠になりがちだ。そんな友人にこそクリスマスカードはおすすめだ。友人ならば文面に気を遣う必要もない。それに、たった一枚のクリスマスカードでも昔の仲を復活させるには十分なのだ。仕事をするようになるといろいろな人とも出会えるし、業種によっては会社の名前でビッグな人とも会う機会をもてるようになる。しかし、損得抜きにつきあった学生時代の友人のような関係を新しく構築しようと思ったら、至難の業だ。人間どうしても目先のことに追われてしまい、昔の友人のことを疎かにしがちだが、クリスマスカードをきっかけにしてみてはいかがだろうか? 一枚のクリスマスカードがサンタクロースになって、昔の仲を復活させてくれることになるだろう。
年賀状は元旦着が原則だが、クリスマスカードの場合は、クリスマス当日までに届けばOK。24日とか25日の当日着原則という堅苦しさはない。早くつく分には問題はない。日本の場合、クリスマスイヴまでがクリスマスモード。25日になると年末お正月モードに突入してしまう。年末お正月モードになった25日に届いても、あまりうれしくないってゆ〜か、おマヌケな感じだ。24日までに到着するように出すようにしよう。また、年末は郵便事情が悪くなるので注意しよう。普段は翌日に届くエリアでも、この時期はちょっと当てにならない。また、天皇誕生日が23日ということもふまえて、少し余裕を見て出すようにする。せっかく手間暇をかけて送るクリスマスカードなのだから、間の抜けた奴と思われないようにしたいものだ。
クリスマスカードは、喪中の人に年賀状の代わりに出してもOKだし、自分が喪中であっても出すことには問題はない。喪中の人に送る場合だが、これは貰う人の感覚によってもだいぶ違うだろう。クリスマスカードは喪中でも送れるといっても、それが寒中見舞いのように一般常識としてルール化されているのなら話は簡単だが、日本でのクリスマスカードは常識といったルールが確立するほど普及はしていない。ここが難しい点である。喪中の相手に送る場合は地味目なクリスマスカードにするか、クリスマスカードはやめて寒中見舞いに切り替えるかするなど、配慮を心がけるようにする。クリスマスカードを受け取る側がどう思うかを考えいることが大切になる。
オイラはネットのグリーティングカードって好きではない。メールだけの関係のメル友ならばこれもありかと思うが、いちいち開くのが面倒くさいのだ。開くこと自体たいした手間ではないのだが、すごく面倒くさく思えるのだ。それに送るのもメールアドレスのカットアンドペーストがすごく面倒に感じる。実際、カードを作る方が手間はかかるのだが、その手間が心地良く感じられる。グリーティングカードのカットアンドペーストは単なる作業だが、クリスマスカードの作成は季節を感じることのできる行事に思える。年明けにはグリーティングカードの利用者何百万名とか何千万名と、ネット系のニュースサイト(もしくはメールマガジン)で取り上げられるのだろうが、ネット内限定の話題か、取材費を徹底的に切りつめるテレビ東京のニュースの報道くらいで終わるだろう。クリスマスカードを送ることは、相手によろこんで貰うための行為だ。自分が貰ってうれしいのはどちらか考えれば簡単に答えは出るだろう。また、ネットでのクリスマスカードが普及すれば、郵便のクリスマスカードの意味合いはますます高くなるだろう。手間のかかる行為に対して、人間はありがたさを感じるのだから。
皆さんはクリスマスカードをだれに送りますか? クリスマスカードを送るのに工夫していることは何ですか? クリスマスカードにどんな文を書いて相手に送りますか? など、クリスマスカードを送る上で気をつけていること、思っていることなどを教えてください。オンライングリーティングカードに絡んだウィルスにご用心!!